フォントが手元にないとき

よくいただく質問です。フォントがないと、なぜ私のファイルは見た目が変わるのでしょうか。

短く答えます。Publisherはフォントがないことを教えてくれません。黙って代わりのフォントを選び、そのまま進みます。フォントごとに文字の幅は違うので、代わりのフォントは単語を別の位置へ押し出し、それが改行位置を動かし、その下のすべてを動かします。壊れたようには見えません。ただ、別の誰かが組んだページのように見えるだけです。

独自の代替ではなく、Publisherの代替をまねます

どの変換ツールも代わりのフォントを選ばなければなりません。多くは妥当なものを選びます。私たちはPublisherが選ぶものを選びます。Publisherに合わせることが仕事のすべてだからです。

今月の3つの修正は、そこから生まれました。

OptimaがCalibriにマッピングされるようになりました。 これはPublisherが行うのと同じ置き換えなので、Optimaで組まれたページは以前と同じ位置で改行します。

幽霊のようなHelveticaへの置き換えがなくなりました。 一部のファイルで、そうすべきでないのに黙ってHelveticaに切り替えていました。それらのファイルは、指定された書体をそのまま使います。

書体の寸法データをPublisherと同じ方法で読みます。 どのフォントも、文字が行の上下にどこまで伸びるかを示す独自の数値を持っています。Gill Sans MTや太字のTimes New Romanを含むいくつかのよく使われる書体で、この数値を読み違えていました。1行目が約1ポイント高い位置に座り、その下のすべての行が誤差を引き継いでいました。修正済みです。1行目はPublisherが始める位置から始まります。

もう1つ、Word側の修正があります。Publisherのファイルが代替フォントを示すために使う「別名」のヒントをWordは無視するため、エンジンが実際に解決した書体ファミリーを書き込むようにしました。開いたものが、そのまま見えるものになります。

フォントをお持ちの場合のヒント

PDFのエクスポートは解決した書体を埋め込むので、PDFはどこへ送っても安全です。WordとIDMLの場合は、先にフォントをインストールし、それからテキストに元のフォント名を設定し直してください。WordとInDesignは本来の書体にリンクし直し、ページは設計どおりに流し込まれます。

フォントの選択がテキストを動かす話は間違った文字サイズの謎にも書いています。

珍しいフォントを使ったファイルがありますか。どのファイルも無料でプレビューできます。