自分のテストに合格してしまった冊子の不具合
8月24日から9月3日のあいだにPublisherの冊子をWordに変換した方は、もう一度変換してください。文字が違う面に出ていました。すでに直っています。この記事では、どうしてそうなったのかを説明します。
何が起きたか
冊子は読む順番どおりには刷りません。1ページ目は最終ページと同じ紙に載り、2ページ目は3ページ目の隣に来ます。折って初めて正しく読める形です。こうしてページを紙の上に並べ替えることを面付けと呼びます。私たちが面付けをするのは、Publisherが刷るのと同じように冊子が刷られるようにするためです。
枠から次の枠へ流れる文字は、その並べ替えを通しても正しい順序で連結されたままでなければなりません。Wordは後ろ向きに戻る連結を受け付けません。私たちの面付けはときどきまさにその逆向きの連結を作ってしまい、そうなると各面が文章の違う部分を拾いました。
失われたものはありません。すべての語はファイルの中に残っていました。ただ紙の上の置き場所が違っただけです。確認した教会の会報では、毎号載る「Worship Notes」の欄がその週の予定表の上に重なって印刷されていました。
誰に影響したか
Wordファイルだけです。PDFとInDesignの出力には一度も影響していません。
冊子だけです。つまりページが共通の紙に面付けされるファイルです。普通の文書、チラシ、手紙はそのまま通っています。
私たちのテストセットでは、897件の冊子ファイルのうち25件に出ました。残りの872件はこれまでとまったく同じ結果です。
起きたときは見てすぐ分かります。明らかに場違いな面に文字が載ります。お手元のWordファイルが正しく読めたなら、それは正しい出力です。
どうして見逃したか
ここが書き残す価値のあるところです。
エンジンの変更はどれも、公開前にPublisher自身の出力と比べるテストに通らなければなりません。今回の変更のテストが尋ねたのは一つだけでした。私たちのページ数はPublisherのページ数と一致するか。検査対象のどの冊子でも一致しました。変更は出ていきました。
そのテストは、描画されたページを開いて見ることを一度もしませんでした。
文字が入れ替わった冊子でも、ページ数はぴったり合います。だから測定はこの変更を改善だと答えましたし、測っていた一点についてはそのとおりでした。コードは頼まれたことをやりました。私たちが間違った問いを立て、自信のある答えが返ってきたのです。
これが正直なところです。コードの隅に潜んでいた微妙な不具合ではありません。見ていないテストの目の前に、堂々と立っていた不具合です。
修正の内容
変えたのは二つです。
まず動作を変えました。文章の順序を崩さずに面付けできない冊子は、面付けしません。代わりに、面付けしていないページ数のまま正しい文字が出ます。ばらのページとして届いた冊子は、見ればすぐ分かりますし、扱うのも簡単です。段落が入れ替わった冊子はそのどちらでもありません。
内容が正しいことは、ページ数が一致することより優先します。この優先順位はこれまでどこにも書かれていませんでした。今は書いてあります。
次にテストを変えました。ページ数の一致は、枠から枠へ文字を動かす変更については、それだけでは根拠になりません。語順を変えうる変更なら、誰かが語そのものを見なければなりません。
今回の更新のその他
Wordファイル。 印章や星形の図形が、ただの長方形ではなく本来の図形として届きます。装飾枠のBorderArtは画像として渡るので、花柄の縁取りや雷文の角がページに実際に出ます。グループ化したオブジェクトはWordでもグループのままで、ばらばらの部品の山になりません。
InDesignとAffinityのファイル。 fiやflのような文字の組は、Publisherの描き方に合わせて別々の文字として描きます。
すべての形式。 縁取り文字は縁の色を保ち、中身のない文字になりません。斜めに回転したクリップアートは、幅と高さが入れ替わって潰れることがなくなりました。下線なしと指定された語は、すべてに下線を引く段落スタイルより優先されます。
前回のエンジン作業は8月末の更新にあります。
お手元の冊子が崩れて出ていたなら、もう一度変換してみてください。プレビューは無料、変換は一度きりの49米ドルで無制限です。